おかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会は岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現、森林環境の保全や地域温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・建築家・団体・研究者の会です。
平成23年度から受託している、岡山県ー県産材公共建物利用情報提供事業の調査活動を紹介します。
平成29年年明け1/6から1/9まで 倉敷天満屋で 岡山県からの助成事業ー県産材需要拡大対策事業「木育イベント」開催しています。このイベントは、おかやま緑のネットワークの主催で子供たちに身近に木に触れて、親しんでもらおうと企画しました。
大盛況で、時には 大人・子供あわせて20人以上になることもありました。
子供たちが遊んでいる間は、岡山の木を分かりやすく説明したパンフレットを配りました。
一番人気は ヒノキの木のプール 滑り台でも遊んでいます。
数多く用意されているブロック遊具も、子供たちは自由に遊びます。
子供の発想は素晴らしく、ブロックで形を作っていました。
子供たちは木に触れ、親しんでもらえたと思います。
お絵かき も 人気あり、たくさん絵を描いていました。
また、ヒノキのフローリングサンプル 持ち帰られた方いました。
「良い匂いがする」と行っていました。
中には、気持ちが良いのか?桧の木のブールに潜り込む子もいます。
岡山県の森林面積は484千haと県土の7割を占め、このうち9割が民有林となっています。民有林における人工林の占める割合は4割であり、現在、建築に使える木材がふんだんに育っています。
人工林の樹種別面積は、桧68%、杉21%と、桧の方が豊富にあります。
岡山県産材の桧・杉の柱や桧・杉・松のフローリングも展示しました。
桧・杉・松のフローリングのカットサンプルは配りました。木の匂いが喜ばれました。
「おかやまの木を使った家づくり」のパンフレットを作成しました。
岡山には住宅にふさわしい木があります。
おかやまの木といえばー杉・桧・松 この三種類 分かりやすく紹介しています。
新しい「おかやま緑のネットワーク」の案内です
地域材を建築物等に活用すると、岡山の環境保全に役立つとともに、地域産業の成長につながります。また木材を使った建築は、私たちの健康にも優しいと言われています。
ただ今、岡山県産材を利用普及拡大を図るため「県産材利用課題についてのアンケート」を実施し、まとめました。
問:県産材(国産材)を使用するには、具体的にどうすれば使いやすくなると思いますか。
問:住宅や公共建築物・民間建築物において県産材(国産材)の利用拡大するには、どんな新しい制度や技術・情報が必要と思いますか。
問:CLTが普及するための課題・問題点についてお聞かせください。
アンケートの結果
詳しいアンケートの結果は以下の報告書をご覧ください。
木材流通・材木店・建設会社工務店・設計者・研究者・消費者のご意見も報告書に掲載しており、このアンケート結果は岡山県関係行政部署に提示されます。
平成27年度公共建築物等木材利用促進事業(県産材公共建築物利用情報提供事業)として、岡山県内で完成した木造建築物の見学会を平成28年2月27日(土)開催しました。参加者は一般公募を含め、建築関係者や木材関係者など約30名で、大型バスにて見学に行きました。
はじめに訪問したのは、岡山県高梁市にある、老人福祉施設「通所リハビリーひがし町」木造2階建て 延床面積483㎡ 設計:大角雄三設計室 JIA建築家協会会員
室内の白いトラスは、訪れるお年寄りに昔懐かしい駅舎の内部をイメージさせてくれます。
車中で岡山のノートルダム清心女子大学 上田教授のお話を伺いながら、建築家であり建築史家である、藤森照信先生の設計による、福山市の新勝寺に行きました。
たくさんの建築を見学した一日でした
・お年寄りには木造がやさしい
・若手建築家により地方の街も活性化している
・木造の永遠性を感じました
・日本には木造がふさわしい
など参加者に感じてもらえました。
平成28年2月18日(木)13:30~16:00
岡山県相好福祉会館F講座室にて、製材会社・木材卸や木材販売などの流通会社・木造建築物の施工会社・建築家・行政など各方面の有識者が集まって、「岡山県県産材使用の現状について」「岡山県産材を利用拡大について」意見交換しました。
議題
・岡山県産材使用の現状について・・・資料により説明
・県産材利用課題について・・・意見交換
1 県産材の呼び方・イメージから検討
2 木造住宅に県産材の使用から検討
3 木造化や内装等に県産材使用から検討
4 県産材の補助制度から検討
・ 行政と意見交換
・ その他
おかやま緑のネットワークは平成23年度より、公共建築物木材利用促進法の施行を機に、公共建築物等への県産材利用に関する供給側と利用側との情報交換・情報公開、公共建築物における木造化や内装等の木質化等を促進する目的で岡山県から補助を受けました。
県産材公共建物利用情報提供事業ー平成26年度の主な事業
(1)公共建築物等における県産材利用の協議・検討
■見学会及びセミナー後の意見交換会(2回)
林業・製材・材木店・建築会社・工務店・設計事務所・消費者・研究者・その他の方々55名参加
・平成26年度11月26日(水)セミナーの開催
・平成27年1月24日(土)大阪木材仲買会館他見学会開催
・平成27年2月28日(土)日進測量本社見学会と県産材利用課題意見交換会
■県産材利用課題についてのアンケート
県産材利用拡大するための課題についてアンケート実施
CLTの認知度や利用するための課題についてアンケート実施
おかやま緑のネットワークは平成23年度より、公共建築物木材利用促進法の施行を機に、公共建築物等への県産材利用に関する供給側と利用側との情報交換・情報公開、公共建築物における木造化や内装等の木質化等を促進する目的で岡山県から補助を受けました。
県産材公共建物利用情報提供事業ー平成25年度の主な事業
■ 岡山県内の木造公共建築物等の調査
2010年 森林整備と公共建築物の木造化を進める法律が施行されました。
岡山県でも公共建築物はもとより、福祉・医療施設・商業施設等でも木造・木質化に関心が持たれるようになりました。
そこで、「おかやま緑のネットワーク」は岡山県から活動支援を受けて、岡山県内に建っている木造建築物等の事例調査を行い、消費者・設計者・建設会社・木材生産者・行政担当者等に役立つようにリストを作成しました。
「おかやま緑のネットワーク」
おかやま木の家推進研究会は、おかやまの木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現をめざしています。
また岡山の森林環境の保全や地球温暖化防止に寄与することを目的としています。
研究会では、こうした活動に関心のある県民の方や研究者や団体と、おかやまの木を育て、作り、流通し、販売し、設計し、工事する方々の入会基準を設け、消費者の方が安心・相談できるネットワークをめざしています。
お問い合わせ先
おかやま緑のネットワーク(おかやま木の家推進研究会)
副代表 ㈲宇川建築計画事務所
〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
電話:086-265-9333 FAX:086-265-9334
ホームページ:http://www.okayama-green-net.com/
E-mail:ugawa@mx3.tiki.ne.jp