おかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会は岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現、森林環境の保全や地域温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・建築家・団体・研究者の会です。
「日本一のひのきの国」をテーマに、イオンモール岡山で毎年開催されている 岡山県木材組合連合会主催の「おかやま木材フェスティバル」に本年も参加しました。
木製品・木工芸品等の展示・販売
木造住宅や木の何でも相談コーナー など開催されました。
令和5年度のおかやま緑のネットワークの総会は、この度改修工事が完成した倉敷美観地区の国指定重要文化財 井上家住宅で見学を兼ねて、開催しました。
出席者数と委任状の総数は、会則により総会は成立しました。
議案
・令和4年度 事業報告(令和4年7月1日~令和5年6月30日)
・令和4年度 収支報告
・監査報告
・令和4年度総会 書面議決回答と結果
・令和5年度事業計画(案)
・令和年度予算(案)
賛成多数で議決されました。
総会のあと「井上家住宅 建物と文化財について」 説明を受けました。
令和5年度総会のあと、倉敷市本町の国指定重要文化財井上家住宅が10年の長きにわたる保存修理工事を終え、令和5年3月から一般公開を開始した、井上家を見学しました。
築300年が経過する井上家は、倉敷川畔の重要伝統的建造物群保存地区の中でも代表的な大型の町屋の一つで、古くから倉敷の中心通りである本町通り(往還)に面して建っています。
木造建築は適切に管理をすれば、こうして300年も文化財として残ります。見学会を通して、日本文化と木造建築物の良さを見ました。
令和5年度総会と井上家住宅の見学は、会員の ㈲リスプ環境・都市建築研究所の中村陽二氏に手配と段取りしてもらいました。
かつて倉敷を含めた岡山全域で盛んに栽培されていた薄荷(はっか)。戦後は高度経済成長の影響を受けて作付面積が激減していきました。
中村氏は、倉敷薄荷は薄荷栽培の再生と商品開発を通じて、倉敷の魅力発信に繋がる活動を目指し、倉敷の街づくり取組んでいます。