おかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会は岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現、森林環境の保全や地域温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・建築家・団体・研究者の会です。
平成23年度 岡山県から県産材公共建物利用情報提供事業の補助事業で調査をした、岡山県「木造公共施設」事例集を紹介します。
2010年10月、森林整備と公共建築物の木造化を進める法律が施行されました。
岡山県でも公共施設に木造化、木質化に取り組んでいますが、各市町村においては「どんな木造公共施設があるのか」「どこに木造公共施設あるのか」分からない声を聞きます。
そこで、私たち「おかやま緑のネットーワーク」では、岡山県林業振興事業の中から活動支援を受けて、最近 公共建築物・医療福祉建築物の木造化、木質化に取り組んだ事例を調査整理し、今後の検討の参考になるようまとめました。
■公共施設調査リスト
A.文教関係
B.集会コミュニティ関係
C.観光レクリエーション関係
D.産業関係
E.公営住宅関係
F.行政施設
調査概要
■調査の目的
岡山県内市町村の木造公共建築物の現状を把握するため、
過去5年間で木造化等への取り組みを行った事例の調査をお願いした
今後の木造公共建築物の計画を進める上で、検討用基礎資料として利用する目的で実施
■調査項目
今後、木造公共建築物への取り組みに参考となる内容項目とした
・用途別に建物の大きさと構造形式、構造材の種類について
・所在地及び設計者、施工者等について
・補助金の有無、木造とした理由など
・MEMO欄の写真有は、この事例集には未掲載(おかやま緑のネットワークのホームページに掲載)
■調査対象
・岡山県及び県内27市町村の林務担当課
・県内建築設計事務所 38事務所
・県内施工会社 10社
■調査方法
・郵送による配布
・郵送またはEメールによる回収
■調査期間
・平成24年11月22日~平成24年12月10日
■回収数・回収率
・官公庁 17/28 回収率 60.7%
・民間 10/48 回収率 20.8% (全体回収率35.5%)
調査整理した施設の写真はこちらをご覧下さい
「おかやま緑のネットワーク」
おかやま木の家推進研究会は、おかやまの木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現をめざしています。
また岡山の森林環境の保全や地球温暖化防止に寄与することを目的としています。
研究会では、こうした活動に関心のある県民の方や研究者や団体と、おかやまの木を育て、作り、流通し、販売し、設計し、工事する方々の入会基準を設け、消費者の方が安心・相談できるネットワークをめざしています。
お問い合わせ先
おかやま緑のネットワーク(おかやま木の家推進研究会)
副代表 ㈲宇川建築計画事務所
〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
電話:086-265-9333 FAX:086-265-9334
ホームページ:http://www.okayama-green-net.com/
E-mail:ugawa@mx3.tiki.ne.jp