おかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会は岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅や建築の実現、森林環境の保全や地域温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・設計士・建築家・団体・研究者により、平成21年(2009年)構成された会です。
私たちは岡山の木について研究し、生産・製材し、流通し、設計し、建設しています。
最近は木材を活用することによるSDGsの実現、木材を活用する木造一般建築物・CLT建築物の利用拡大、古民家再生の活動も行っています。
おかやま緑のネットワーク<おかやま木の家推進研究会>は、岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現や岡山の森林環境の保全や地球温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・建築家・団体・研究者からなる会です。
おかやま緑のネットワークのつながりで、安心で快適な住まいづくりが実現できます。岡山の木について知りたい、買いたい、見たい、住宅や建築を設計したい、建てたい方、お気軽に会員にお問い合わせ下さい。
私たちは皆さんのご相談をお待ちしています!
私たちは
おかやまの木で家や建築をつくりたい
おかやまの木でリフォームしたい
おかやまの木を買いたい・見たい
おかやまの森や木について知りたい
をお手伝いします!
おかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会は、岡山県産材を使った家づくりに関心のある方、研究者や団体、製材所・林業家の方、住宅等の設計や施工に関わっている方や消費者の方が集まり、岡山らしい快適な住まいづくりや岡山の環境保全に寄与することをめざし、岡山県産材を使った家づくりの普及活動を行なうことを目的としています。
おかやま木の家推進研究会では平成19年から研究会・勉強会を開催し、みんなで集まってそれぞれの立場から意見を交わしながら、岡山県産材を使った家づくりの普及活動を行なってきた。こうした活動の経緯をもとに、平成21年度に―おかやま緑のネットワーク―の認証制度を発足し、継続的・自立的に活動を続けています。
岡山県でも戦後植林した桧・杉が豊富にあり伐採時期に来ており、美作地域を中心にして良質な木材を製品化し「美作材」(みまさかざい)として全国に知られています。 こうした木材を生かした住宅や建築が実現できます。
「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、菅首相は力強く宣言しました。
2050年カーボンニュートラルはCO2やメタンなどの温暖化ガス排出量を、森林吸収や排量取引などで吸収される量を差し引いて全体としてゼロにすることになります。
カーボンニュートラル・脱炭素社会を達成するには 建築物に木材の利用 が欠かせません。
「木造建築物・CLT建築をつくる」はこちらをご覧下さい。
木造建築物を企画・計画・新築したい、ご希望のある方は「おかやま緑のネットワーク」にお問い合わせください。K・F設計 藤田代表を中心にして、ご相談ごとに設計チームを構成して対応いたします。
K・F設計の藤田代表をリーダーにして、岡山県で伝統的街並みの残る矢掛町の民家を再生し街の交流施設として矢掛ビジターセンター問屋 (やかげビジターセンターといや)が完成しました。
古民家再生の実績のあるメンバーの設計事務所により、古民家の実測を行い 町家の現況図面の作図、現況の耐震診断・補強計画、町家活用の計画と実施設計を行いー藤田代表の監理により古民家再生をしました。
宿場町矢掛は重要伝統的建造物群保存地区に選定され、無電柱化により一層江戸時代の面影を感じられるようになっています。
矢掛町ビジターセンター問屋は、旧山陽道矢掛宿のメイン通りに建つ古民家を再生した観光案内施設です。
江戸時代には「因幡屋」という屋号で、宿場から宿場へ公用の貨客を運ぶ馬や人足などの輸送手配を行っていた場所です。入ってすぐの場所は吹抜けになっていて、2階に上がれば太い梁が間近に見学できます。建物や矢掛の町についての歴史が分かる展示のほか、観光パンフレットも設置されています。
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
おかやま緑のネットワークも11月30日の「SDGswo活かす地域づくりと住宅」のセミナーを受けて、当会のSDGsno目標を検討しました。
「SDGs 持続可能な社会をめざして」 はこちらをご覧下さい
令和6年度も10月26日(土)27日(日)イオンモール岡山1F未来スクエアにて「おかやま木材フェスティバル2024」が岡山県木材組合連合会主催で開催します。岡山県産材による木製品・木工芸品等の展示・販売します。「おかやま緑のネットワーク」は木造住宅や木の何でも相談コーナーを設営します。
令和6年9月12日 岡山県立図書館にて おかやま緑のネットワーク令和6年度総会 を開催しました。
議事
第1号議案 令和5年度事業報告及び収支報告
監査報告
第2号議案 令和6年度事業計画案及び令和6年度収支予算案
第3号議案 規約の改正
報告 新役員の紹介、事務局の変更について
総会の後 本会の研究者の木構造建築研究所(前 大阪工業大学大学院客員教授)の田原 賢氏による
「これからの改正建築基準法での国産材利用について」セミナーを開催しました。
新代表
㈲宇川建築計画事務所
代表取締役 宇川 民夫
藤田元代表の意をくんで 「おかやま緑のネットワーク」を継続できるように代表を務めさせていただきます。
総会では、新しい役員の方々を迎えることが出来ました。
事務局は、会の継続性から元藤田が代表の奥さんに引きつずきお願いしました。
規約では
おかやま木の家推進研究会は、岡山県産材を使った家づくりに関心のある方、研究者や団体、製材所・林業家の方、住宅等の設計や施工に関わっている方や消費者の方が集まり、岡山らしい快適な住まいづくりや岡山の環境保全に寄与することをめざし、岡山県産材を使った家づくりの普及活動を行なうことを目的とする。とあります。
緑のネットワークの新しいテーゼとして
「木を守る 木を生かす」として 活動したいと思います。
「環境を守る は 木を生かして健康的で環境に優しい建築をつくる」
につながります。
そして、会員の皆様とともに次の世代につなぐ役割を担いたいと思います。
「日本一のひのきの国」をテーマに、イオンモール岡山で毎年開催されている 岡山県木材組合連合会主催の 「おかやま木材フェスティバル」に本年も参加しました。
木製品・木工芸品等の展示・販売
木造住宅や木の何でも相談コーナー など開催されました。
令和5年度のおかやま緑のネットワークの総会は、この度改修工事が完成した倉敷美観地区の国指定重要文化財 井上家住宅で見学を兼ねて、開催しました。
議案
・令和4年度 事業報告(令和4年7月1日~令和5年6月30日)
・令和4年度 収支報告
・監査報告
・令和4年度総会 書面議決回答と結果
・令和5年度事業計画(案)
・令和年度予算(案)
井上家住宅 建物と文化財について説明
令和5年度総会のあと、倉敷市本町の国指定重要文化財井上家住宅が10年の長きにわたる保存修理工事を終え、令和5年3月から一般公開を開始した、井上家を見学しました。
築300年が経過する井上家は、倉敷川畔の重要伝統的建造物群保存地区の中でも代表的な大型の町屋の一つで、古くから倉敷の中心通りである本町通り(往還)に面して建っています。
木造建築は適切に管理をすれば、こうして300年も文化財として残ります。見学会を通して、日本文化と木造建築物の良さを見ました。
令和4年度のおかやま緑のネットワークの総会は、コロナ禍のため本年も議案を会員に送り、書面議決としました。議案送付に先立ち、令和4年11月24日 ㈱岡山木材相互市場 会議室にて役員会を開催し、総会議決(案)について承認されました。
議案
・令和3年度 事業報告(令和3年7月1日~令和4年6月30日)
・令和3年度 収支報告
・監査報告
・令和4年度 事業計画(案)
・令和4年度 予算(案)
書面決議回答 会員数48名 回答48名 賛成48名 否決0名
岡山市岡輝公民館から、令和3年度岡輝公民館主催講座の本年度テーマの「くらし環境学」の講演依頼が「おかやま緑のネットワーク」にありました。
依頼のあった講演テーマは「地球にやさしい木材利用」
最近、公共建築を木で建てる例が増えてきました。中でも国産木材が注目を集めています。そのメリットは?
を 「おかやま緑のネットワーク」副代表 宇川民夫が講演しました。
あわせて、地球温暖化、カーボンニュートラル、地震や水害の危機、岡山県の森林・木材、木材利用と健康なども講演しました。
令和2年11月20日(水)岡山国際交流センターにて令和2年度の総会開催しました。
議事 令和1年度の事業報告及び決算報告について
令和2年度事業(案)及び収支予算(案)について
・新会員の紹介と役員変更の報告
・地域型住宅グリーン化事業の採択の報告
総会のあと 「SDGsを活かす地域づくりと住宅」のセミナーを開催しました
11月30日 令和2年度 おかやま緑のネットワークの 総会が 行われたあと、
山陽学園大学地域マネジメント学部教授 白井信雄先生により
最近テレビでも紹介されている SDGs について ご説明を受けながら「SDGsを活かす地域づくりと住宅」をテーマに講演いただきました。
・岡山の企業や行政のSDGsの取り組み
・SDGsでの未来都市・環境都市とゴール
・持続可能な開発目標 世界を変えるための17の目標
・SDGsを活かす地域づくり と 住宅
・建設会社のSDGsの取組事例、住宅産業の展開
参加されたみなさんもSDGs に関心があり、質疑が多くありました。
「おかやま緑のネットワークは」令和5年度も地域型住宅グリーン化事業に採択されました。
令和2年度地域型住宅グリーン化事業では、おかやま木の家推進研究会(おかやま緑のネットワーク)の 地域型住宅「おかやまスタイルの家」が採択されました。
グループの配分
(1)長寿命型 ②施工事業者に制限を設けない実施枠 200万円/1戸当たり50万円以上100万円以下
(2)ゼロ・エネルギー住宅型 ②施工事業者に制限を設けない実施枠 125万円/1戸当たり50万円以上125万円以下
(4)加算措置 ①地域材加算 40万円/一戸当たり10万円または20万円
令和元年の年末、12月28日(土)と29日(日)の2日間倉敷天満屋 5階催場で、岡山県産材を紹介する「木育ワークショップ}を今年も開催しました。
岡山県産材を見て触れて知ってもらうともに共に、子供たちに木に触れるイベントを開催。桜の枝を使って鉛筆を作ったり、杉の板に絵を描いたり、木に触れて遊んでいただきました。
岡山気象台では「岡山県の21世紀末の気候」を予測しています。
・1時間降水量50mm以上の発生回数100年で3倍程度になる
・岡山県では年平均気温が100年で約4°上昇・・・種子島より高くなる
・岡山では猛暑日が100年で約55日程度増加する
こんな予想をうかがいました。
平成30年7月の西日本豪雨災害にて被災された方の1000万円から1500万円で実現可能な「住宅再建モデルプラン」の提案を、岡山県建築士会より求められましたので、おかやまの木で実現可能な住宅再建「豪雨災害の復興住宅モデルプラン」4タイプを、おかやま緑のネットワークは提案しました。
住宅金融支援機構では、災害により被害を受けられた方が、被災住宅の復旧のための補修、建設及び購入資金に対する「災害復興住宅融資」について受付を行っています。
8月10日(土)10:00~12:00 ライフパーク倉敷にて、60才以上の被災された方を対象とする倉敷市の補助金を活用した、災害復興住宅融資(高齢者向け返済特例・倉敷市補助型)等による住宅再建の説明会が開催され、説明に参加しました。
説明会内容
・ 倉敷市からのお知らせ
・ 災害復興住宅融資制度の概要
・ 岡山建築士会からのお知らせー豪雨災害住宅再建モデルプラン
開催日:平成31年8月10日(土) 会場:ライフパーク倉敷
復興住宅の考え方 と モデルプラン
災害被災された方が住宅再建するには、建設費を押さえた住宅、夫婦二人や一人住まいのコンパクトな住宅を希望される方が多いです。1000万円以下、1000万円程度、1500万円程度の建設費で実現できる木造復興住宅です。
・岡山の木ー桧・杉・松を使った、健康な暮らしができる家
・シンプルで軒が深く美しい切妻の外観で、外壁は焼き杉板貼りで岡山の風景になじむ家
・小屋裏があり収納がタップリあり、水害時は小屋裏バルコニーから安全に屋根に避難できる家
豪雨災害復興住宅「おかやまの木の家ー1~4」と高齢者の方も建設しやすい住宅ローンを紹介します。
平成30年の年末、12月22日(土)と23日(日)の2日間倉敷天満屋 5階催場で、岡山県産材を紹介する「木育ワークショップ}を開催しました。
岡山県産材のPRを行うと共に、子供たちに木に触れるイベントを開催しました。桜の枝を使って鉛筆を作ったり、杉の板に絵を描いたり、木に触れて遊んだりしてもらいました。
平成30年11月28日(水)岡山国際交流センターにて平成30年度の総会開催しました。
議事 平成29年度の事業報告及び決算報告について
平成30年度事業及び収支予算について
・事業計画
・地域型住宅グリーン化事業
・岡山県林政課補助事業について
・収支予算(案)
以上について承認されました
総会の後 岡山県立大学 デザイン学部 助教 畠 和宏先生による講演会を開催しました。 演題 「木造仮設住宅の移築・再利用にみる可能性とこれから」
西日本豪雨で被災した岡山県総社市で、木造仮設住宅への入居が完成し、被災された方が入居されています。東京電力福島第1原発事故の避難者が入居していた木造仮設住宅を福島県いわき市から移築したもので、福島県外で再利用されるのは初めてです。総社市西公民館の南に22戸、総社市美袋地区で24戸が完成。外からも外壁の木の香りがただよい、癒されます。住戸の木のスロープやデッキ空間から、被災された方々の助け合うコミュ二ティーが生まれそうです。
仮設住宅はいずれもロフト付き2DK、風呂やトイレ、家電も備え付けてあり、住まいにも木の香りがただよい、家族が落ち着いた環境で暮らすことができます。
この木造仮設住宅の完成には、東日本大震災が起きたとき、福島県で木造仮設住宅プロジェクトに参加された、現在 岡山県立大学デザイン学部に赴任されている、畠 和宏先生の尽力で実現しました。
また、総社市は東日本大震災では福島県の自治体に職員を派遣した経緯が有り、福島の仮設住宅を譲り受ける事ができました。当時、総社市の建設会社の方々も、仮設住宅の建設に行かれたそうで、こうした経験と人のつながりで、2ヶ月程度で仮設住宅が完成できました。
おかやま緑のネットワークでは、今年度の総会にあわせて、畠先生に講演をしていただきました。
開催日:2018年11月28日(水) 会場:岡山国際交流センター
岡山県はヒノキ生産 全国1位の県で木材は豊富にあります。南海地震が発生すると太平洋沿岸沿いの地域は大変な数の被災者がでます。地域の材や人力を活かして、快適な避難生活ができるシステムを構築して、各エリアが相互扶助する社会システムが必要と思います。
地球温暖化による異常気象が常態化しています。
安心・安全なまちづくりを見直す必要があると思います。
東日本大震災発生により必要になった応急仮設の建設に対応するために、2011年9月1日、(一社)工務店サポートセンター(JBN)と全国建設労働組合総連合(全建総連)の2団体で(一社)全国木造建設事業協会(全木協)を設立し、、東北3県のJBN工務店が(社)プレハブ建築協会の仮設住宅に参加し合計350戸ほど木造在来工法で建設工事に当たりました。2011年 国交省の要請を受け、JBN、全建総連、日本建築士会連合会の3団体で「応急仮設木造住宅建設協議会(応仮協)」を設立し、その後追加約140戸・グループホーム・集会場の建設にも対応できました。結果としてプレ協のプロジェクト内で350戸、応仮協で540戸、計900戸(集会場含む)を国産材在来工法で完成しま
した。(平成2012 年5月末時点)
こうした実績を踏まえ、現在下記のように全国規模で災害時に木造在来工法で「応急仮設住宅」が建設できる体制ができています。愛媛県ではこの災害提携の成果で8月下旬まで158戸の応急仮設住宅が完成の予定です。
東日本震災後に建てられた木造仮設住宅
・鉄骨プレハブの仮設住宅では、冬に室内に結露が発生して生活しにくいので木造が好評であった
・知り合いの近所の方とまとまって仮設住宅に移住でき、仮設住宅での暮らしの助け合いができた。
・育児所やグループホーム、コミュニティースペースもできた。
おかやま緑のネットワークでは、将来発生すると予想される南海地震に備えて、平成25年に岡山県産材を利用と地域の建設能力を生かし、「岡山型仮設住宅群建設の試案」を提案しました。コストは現在もう少し上がっています。
・建設モデルプランや図面は事前に決定しています
・使用建材は常時在庫品を使用
県内20工務店が1ユニット災害時建設できれば、160戸建設可能
1工務店が複数のユニットを建設、建設できる会社増えれば建設可能戸数増える
被災を受けてない県から、建設の支援あれば建設可能戸数増える
住宅の全体の50%程度、具体的には床と天井に無垢の木を使用した住宅は、住まい手が良い睡眠が得られ、ストレスのない生活ができる。こんな住宅と健康に関する研究結果が発表されている。
慶応義塾大学理工学部システムデザイン工学部 伊香賀俊治教授の研究
岡山木材相互市場にて、岡山県林政課 副参事 野崎さんを交えて「県産材利用課題の意見交換会」を開催し、おかやま緑のネットワークの会員の皆さんと岡山県産材の利用状況、木造住宅等普及促進事業などについて意見交換を行いました。
議題
・岡山県産材使用の現状について
・県産材利用課題について
・岡山県林政課へ提案
・その他
本年も 平成30年1月6日から8日の3日間、倉敷天満屋で「木育イベント」を開催しました。岡山県ー県産材需要拡大対策事業として、おかやま緑のネットワークが助成を受け、子供たちに身近な木に触れてもらいました。
子供たちに桜の枝を使って「鉛筆づくり」を体験してもらい、杉の板にお絵かきをしてもらい、お持ち帰りしてもらい好評でした。
ZEHの普及により住宅の省エネルギー性能が求められる今日、香川県丸亀市で地域木材を生かし、パッシブデザインで省エネルギー住宅を実現し、2015年に日本エコハウス大賞「優秀賞」、2016年「奨励賞」と2年続けて受賞している、アットホームズさんを訪問し、現在工事中のパッシブハウスを見学させてもらいました。ドイツのパッシブハウス研究所で規定する認定基準を満たした住宅です。
工事中の住宅を見学後、午後から香川県高松市に新しくオープンした、YKKAP・TOTO・DAIKENのコラボレーションショールームを訪問し、ショ-ルーム内でアットホームズさんに「パッシブハウスのノウハウ」についてセミナーを開催し、あわせてYKKAPさんから樹脂サッシとZEHのお話を伺いました。
そののち愛媛に向かい、無垢の木の「一枚板のテーブル工房」として有名で、テーブル・椅子など手作り家具を製作販売する近藤工芸さんを訪問し、無垢の木の良さを体験しました。
高度省エネ型(ゼロエネルギー住宅)と地域材加算の助成を受けて完成した住宅
平成29年年明け1/6から1/9まで 倉敷天満屋で 岡山県からの助成事業ー県産材需要拡大対策事業「木育イベント」開催しています。このイベントは、おかやま緑のネットワークの主催で子供たちに身近に木に触れて、親しんでもらおうと企画しました。
大盛況で、時には 大人・子供あわせて20人以上になることもありました。
子供たちが遊んでいる間は、岡山の木を分かりやすく説明したパンフレットを配りました。
平成28年9月9日(金)は(公社)日本建築家協会 中国支部岡山地域会主催で講演会がありました。
テーマ「自然を生かした建築の作り方」 講師 藤森 照信
平成27年度公共建築物等木材利用促進事業(県産材公共建築物利用情報提供事業)として、岡山県内で完成した木造建築物の見学会を平成28年2月27日(土)開催しました。参加者は一般公募を含め、建築関係者や木材関係者など約30名で、大型バスにて見学に行きました。
はじめに訪問したのは、岡山県高梁市にある、老人福祉施設「通所リハビリーひがし町」木造2階建て 延床面積483㎡ 設計:大角雄三設計室 JIA建築家協会会員
車中で岡山のノートルダム清心女子大学 上田教授のお話を伺いながら、建築家であり建築史家である、藤森照信先生の設計による、福山市の新勝寺に行きました。
「おかやま緑のネットワーク}は、岡山県から平成27年度公共建築物等木材利用促進事業の補助金等の交付を受けています。
本事業は、桧をはじめとして杉・松などの良質な木材を生産・流通・販売している岡山県産材を公共建築物から民間施設や個人住宅に活用できるように、各木材事業者や施工会社、設計者、消費者の方々に集まっていただき協議・検討をしました。
木材を生かした、先進建築事例の見学バスツアー開催しました
・木造建築物の通所リハビリ施設・・高梁市「ひがし町」設計 大角雄三
・木造の寺務所・・福山市 新勝寺 設計 藤森照信 他数ケ所見学しました
開催日 2016年2月27日(土)定員 40名
木材関係の方や建築施工会社・建築家と交流しました
地域材を建築物等に活用すると、岡山の環境保全に役立つとともに、地域産業の成長につながります。また木材を使った建築は、私たちの健康にも優しいと言われています。
ただ今、岡山県産材を利用普及拡大を図るため「県産材利用課題についてのアンケート」を実施し、結果をまとめました。
他詳しくは下記報告書をご覧ください。
おかやま緑のネットワークは平成23年度より、公共建築物木材利用促進法の施行を機に、公共建築物等への県産材利用に関する供給側と利用側との情報交換・情報公開、公共建築物における木造化や内装等の木質化等を促進する目的で岡山県から補助を受けました。
県産材公共建物利用情報提供事業ー平成26年度の主な事業
(1)公共建築物等における県産材利用の協議・検討
■見学会及びセミナー後の意見交換会(2回)
林業・製材・材木店・建築会社・工務店・設計事務所・消費者・研究者・その他の方々55名参加
・平成26年度11月26日(水)セミナーの開催
・平成27年1月24日(土)大阪木材仲買会館他見学会開催
・平成27年2月28日(土)日進測量本社見学会と県産材利用課題意見交換会
■県産材利用課題についてのアンケート
県産材利用拡大するための課題についてアンケート実施
CLTの認知度や利用するための課題についてアンケート実施
各分野ともCLTについて知られてはいるが、少し知っている方が多い
アンケートでは、各分野ともにCLTについての関心は高い
おかやま緑のネットワークは平成23年度より、公共建築物木材利用促進法の施行を機に、公共建築物等への県産材利用に関する供給側と利用側との情報交換・情報公開、公共建築物における木造化や内装等の木質化等を促進する目的で岡山県から補助を受けました。
県産材公共建物利用情報提供事業ー平成25年度の主な事業
■ 岡山県内の木造公共建築物等の調査
2010年 森林整備と公共建築物の木造化を進める法律が施行されました。
岡山県でも公共建築物はもとより、福祉・医療施設・商業施設等でも木造・木質化に関心が持たれるようになりました。
そこで、「おかやま緑のネットワーク」は岡山県から活動支援を受けて、岡山県内に建っている木造建築物等の事例調査を行い、消費者・設計者・建設会社・木材生産者・行政担当者等に役立つようにリストを作成しました。
2010年10月、森林整備と公共建築物の木造化を進める法律が施行されました。
岡山県でも公共施設に木造化、木質化に取り組んでいますが、各市町村においては「どんな木造公共施設があるのか」「どこに木造公共施設あるのか」分からない声を聞きます。
そこで、私たち「おかやま緑のネットーワーク」では、岡山県林業振興事業の中から活動支援を受けて、最近 公共建築物・医療福祉建築物の木造化、木質化に取り組んだ事例を調査整理し、今後の検討の参考になるように、まとめました。
最近完成した岡山県内の木造公共施設および医療福祉施設の事例集をまとめています。
「おかやまの木の家推進研究会(おかやま緑のネットワーク)」は、おかやまの木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現をめざしています。また岡山の森林環境の保全や、地球温暖化防止に寄与することを目的としています。
「おかやま緑のネットワーク」では、こうした活動に関心のある県民の方や研究者や団体、企業と、おかやまの木を育て、作り、流通し、販売し、設計し、工事する方々を会員になる基準としています。
入会には、活動の主旨に賛同された方で入会の審査基準を設けています。
当会では、住まい手や消費者の方が安心・相談できるネットワークをめざしています。
「おかやま木の家推進研究会(おかやま緑のネットワーク)」は、岡山県産の木材を使った住宅”おかやま木の家”の普及促進を目的に岡山県農林水産部林政課の委託事業として、木造住宅建築に関連する製材業者や建築士、工務店など様々な業種の方々が集って意見を交換するために、平成19年度に設立した組織が始まりです。
研究会では、こうした方々と平成19年・20年度各3回ワークショップや講演会、森林見学会など開催しました。
その後、参加者からの希望があり、自主的に今日まで継続的に活動をしています。
「おかやま緑のネットワーク」
おかやま木の家推進研究会は、おかやまの木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現をめざしています。
また岡山の森林環境の保全や地球温暖化防止に寄与することを目的としています。
研究会では、こうした活動に関心のある県民の方や研究者や団体と、おかやまの木を育て、作り、流通し、販売し、設計し、工事する方々の入会基準を設け、消費者の方が安心・相談できるネットワークをめざしています。
お問い合わせ先
おかやま緑のネットワーク(おかやま木の家推進研究会)
副代表 ㈲宇川建築計画事務所
〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
電話:086-265-9333 FAX:086-265-9334
ホームページ:http://www.okayama-green-net.com/
E-mail:ugawa@mx3.tiki.ne.jp